正誤表 『スティ-ブ・ジョブズと井深大 二人の“イノベ-ション”が世界を変えた』 - 2025.03.06
大学入試現代文超入門 基礎からはじめる攻略法
基礎からはじめる現代文攻略法
ステップ① 【50字程度】の短い文章問題で訓練を繰り返す➡基本を学ぶ
ステップ② 少しランクアップ➡【400字程度】の文章問題で演習を積む
ステップ③ 【入試レベルの長文】➡【実戦形式】の文章問題で演習・解答
はじめに
はじめまして。現代文講師の長島です。本書をご購入いただき、ありがとうございます。この参考書は、現代文で苦戦している方のための、本当の入門書です。
そもそも、現代文とはどのような科目でしょうか。この科目の本質は、「答え探しゲーム」です。傍線や空欄の前後を読み、どのような内容が答えになるのかを把握し、その条件と合致するところを探していく。結局はその作業が出来るかどうかです。
そう言われると簡単なようですが、現代文を不得手とする受験生がいきなり入試問題を利用した実戦演習に取り組んでも、効果は薄いでしょう。というのも、現代文で出題される文章はかなりの長文です。多くの受験生が受ける共通テストは、第一問(評論)・第二問(小説)ともに四千字前後です。原稿用紙十枚分です。かなりの長さですよね。これだけ長いと、大切なポイントになかなか注目できず、問題の解き方もろくに身に付かないという結果になってしまうでしょう。
そこで、本書の第一章は、五十字程度の非常に短い文章と、その短文を読むだけで解ける問題を一つだけ設置し、それを二十回繰り返すという形式にしました。余計な情報を省くことで、問題の解き方に集中出来るようにするのが狙いです。
多くの入試問題では、まず傍線や空欄の前後を読み、どのような内容が答えになるかという方向性をつかむところから始めます。しかし、現代文が不得手な受験生に、実戦レベルの長文でその作業をするのは酷だと思います。まずは本書の第一章のように、短い文章で訓練しなければ、基本が身につかないと考えております。
第二章では、少しランクアップして、四百字程度の文章で演習を積んでいきます。そして、最後の第三章で、実戦形式の訓練を重ねていくという流れになります。
この三章構成で、現代文が本当に苦手な人でも、MARCHで合格最低ラインを狙えるようにしています。頑張って取り組んでください。
長島 康二
著者略歴
長島 康二( ながしま こうじ) /読解ラボ東京代表
学生時代より予備校の教壇に立ち、現在でも大学受験予備校・有名私立高校で最上位クラスから基礎クラスまでを担当。「現代文において、受験生は問題の解き方を磨いていかなければならない」との考えのもと、文章の読み方や問題の解き方を体系化し、確固たる得点力を養成する授業を行っている。ロジカルな思考から生み出される「本当に理解できる授業」は圧倒的な支持を得ている。
著書に、『国公立大学 現代文攻略』『大学入試現代文・入門/別冊付』『大学入試現代文・一問一答』『現代文学習のカギは“解説”の攻略!』『現代文 三段階松竹梅 記述解答法』(以上ごま書房新社刊)などがある。
50字程度の文章と設問一つ 20問
ステップ1~ステップ20
【第二章・入門編】
400字程度の文章と設問二つ 12題
ステップ1~ステップ12
【第三章・実戦編】
MARCHレベルの入試問題 3題
ステップ1~ステップ3