正誤表『大学受験 日本史 形式別演習ドリル』 - 2024.04.03
給与倍増 名目GDP1000兆円計画!
百年に一度の絶好機 令和で日本経済復活 こうすれば儲かる!
著者 | 片山 さつき 著 |
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ジャンル | ビジネス |
シリーズ | 自己啓発(ビジネス) |
出版年月日 | 2023/12/15 |
ISBN | 9784341088514 |
判型・ページ数 | 4-6・208ページ |
定価 | 本体1,500円+税 |
私はもともと上げ潮路線の政治家。
日本はもっともっとイケる!
乞うご期待!!
はじめに
日本人、日本国民は、やればできる人々です。
復活という目標を立てたなら、復活できる人々です。
戦後、米国からの経済的な援助や、朝鮮戦争特需といった追い風が吹いたとはいえ、1968 (昭和43) 年にGDP世界2位に上り詰めました。1945年8月15日から23年目 のことです。
いいですか、たった23年ですよ。日本人は一代だけで、自分の人生のなかだけで、世界を驚かせる高度経済成長を成し遂げたのです。1995 (平成7) 年には、USドル換算で米国の73%まで迫り、ドイツ、フランス、英国のGDPを足した金額よりも高くなりました。中国は日本の8分の1です。
もう一度、やってみませんか。
当時とは、もちろん時代背景やさまざまな条件、各々の意識は大きく違います。考え方もここ30年の低成長、デフレ経済に慣れてしまっています。効率化、スリム化ばかりに気を取られ"攻め"に転じる元気がないようです。大の大人がそうだから、若者もそう見えます。でも、若者は親の背中を見て、先輩の眼差しを見て、ちゃんと変わるものです。本書を手に取った皆さんが、若かりしころにそうであったように。
あのころの大人になりましよう。
日本は、だれかが旗を振ってみんなを導くという文化が希薄です。日本人は空気を読んで、みんなで一緒に目標に向かいます。
あれほど働き蜂だったのに、世界から叱られると途端に休め休めという雰囲気になり、いまや小言を言ってきた米国、カナダの北米勢、オーストラリア、ニュージーランドのオセアニア勢、英国、イタリア、スペイン、ポルトガルの西欧勢よりも、日本の労働時間は短くなっています。人手不足のいま、米国並みに働くとGDPは1OO兆円増えるという試算もあります。悪いこととは言いませんが、外圧や、少数の大声に"反応”して規制を緩めたり、だれにとっても優しいルールを作ってきたからです。
経済的にも国難と言える現在の日本、そこから最後の脱出のチャンスが訪れている今年、私は復活だけのために、逆に規制すべきことはするべきだと思います。規制緩和だけが正義じゃない。電力の自由化でだれか得して喜んでいる人はいますか。
総理をはじめ、旗振り役にふさわしい方々はたくさんいます。ただ、立場上できない人が多い。本を書いて皆さんに訴えることができる政治家は、ほんのわずかです。
私には子どもがいません。日本の若者すべてが私の子どものつもりです。母ちゃんに付いてこいヽそんな気持ちです。
一緒に旗を振ってみませんか。
そんな同志に送る本書、ぜひ最後までお読みください。
片山さつき
【編集部注】
数値、数字は公的機関の最新の発表値を使用、図版の元にもしている。民間の発表は出典を明記。なお、原則とし て「約」は省略。1ドルは150円、1ユーロは165円、1ポンドは185円、1元は20円換算
序章 GDPを上げよう!
覇気ある新時代がやってくる
国税最高、営業利益最高、賃上げ最高、経常収支最高
千載一遇のチャンスを逃さない政策で可処分所得増
第1章 ゼロゼロ融資が1000兆円への礎
民間“ゼロゼロ融資”が日本を救った
海外が驚いた“右にならえ”
国のために“雌伏”した事業者に報いる
借金を返そうとする日本人
コロナ禍も「災い転じて福となす」秘策
税務署の対応にも変化が
厚生年金保険料の納付も長期分割を
第2章 マインドを変えて金融立国
資産運用立国 日本人は余力たっぷり
氏名公表で稚拙なプロの排除
東京を国際金融都市化GDPが毎年2兆円増える
投資家への優遇税制
起業家は経営者保証なしで
注目のスタ—トアップを一社ご紹介
参入してもらうための準備を
対内直接投資は2030(令和12)年までに残高100兆円に
日本の現状米国の現状
なぜ対内投資が少ないのか?
第3章 これからは当面GX !
GX経済移行債がパラダイムシフトを惹起
お金がかかるGX 世界初の2兆円×10年の投資先
民間企業が本気を出し始めた
ペロブスカイトで起死回生
小型原発、水素アンモニア発電、産廃など、明るい話題が目白押し
バッテリ—式電気自動車(BEV)に革命!
荷物は自動運転で運ぶ
核融合でエネルギ—確保
核融合発電が見えてきた
キ—は静岡県浜松市にあり
2030年に80兆円の市場規模に!
欧米の厳しいハードル
CEへの移行は日本の勝ちスジ
第4章 経済安全保障の時代です
中国バプルの弾け方
弾けたバブルの処理
地方融資平台が終わる時
台湾とどう協力する?
製造業がやってきた!
ラピダスと組む米IBM
中国を念頭に置いた安全保障
「公債のないところに戦争はない」という和の考え
GDP比2%への歴史的転換
私が安全保障、防衛に敏感なわけ
第5章 日本経済は女性の働き方次第
パートに出ている奥様だけで4兆円アップ
政府は2年間の支援ののち、制度の見直し
男女賃金格差は、こうて是正
歪さは世界一
第6章 スポーツ立国をデジタル革命で
スポ—ツ・球技は日本の宝
スポーツくじの売上拡大
サッカーに見る彼我の差
スポーツビジネスの転機
スポ—ツに賭けたい
1万円の小遣いで20万円分も遊べる!?
20兆円市場になっても不思議ではない
あとがき