正誤表『大学受験 日本史 形式別演習ドリル』 - 2024.04.03
新版 合格英文120
単語のつなげ方が見える150字解説
■まえがき
受験生諸君へ
「単語の意味は分かるけどつなげ方が分からない」
本格的に長文読解の勉強を始めた受験生からよく耳にする言葉ですが、この疑問は、半分は正しく半分は間違っています。まず、これまで自力で英文を読んでこなかった(あるいは授業でもらう訳に頼っていた)受験生としては、「つなげ方」を習っていないのだから英文が読めないのは仕方ないと思うでしょう。一見正しいように思えます。
しかし、「つなげ方」という捉え方は変えるべきだと私は考えます。本当は英文を読むというのは「単語の意味をつなげる」のではなく「文法のルールに従って読む」ことを指します。ですから、「つなげ方が分からない」のは「英文のルールを知らない(または使えていない)」という状態を指します。
本書を手に取った受験生の中には受験まで一年を切っているという方もいるかもしれません。また、長文の学習で何から手を付ければよいかが分からないという方もいるでしよう。そこで本書では、
①「これだけは絶対に知らないと英文を読めない」 文法規則を身につける
②「これを知っておくと読解が格段にスムーズに読める」構文を捉えられるようにする
この2つの基礎レベルを定着させ、合格につなげる目的で編集しました。したがって、各例文は基礎的な語彙で構成するようにしています。また、単に英文と意味を羅列するのではなく、解説は実際の授業をイメージしました。講師からの問いかけに答えようとする中で文法的な思考力が身に付くように設計しています。
本書で英文読解の基礎を確立し、合格への第一歩としてください。
本書の使い方
第一章:超重要文法20
①まずは各例文を自力で訳し、付随する問いに答えます。辞書を使ってもオーケーです。各例文に指示がある場合はそれに従ってください。
②解説をよく読みます。このとき「何となくの訳」があっているかどうかではなく、「自分の訳が文法ルールに従っているか」「( )の括りはあっているか」を分析する視点でチェックしましょう。
③解説と訳が理解できたら例文を音読します。このとき重要なのは、自分の出せる最高速で音読することです。最高速で音読しても英文の構造や意味が思い浮かぶまで繰り返してください。この作業を続けることで、英語の読解力は飛躍的に向上します。
第二章:超重要構文100
①まずは各例文に目を通し、付随する問いに答えましょう。初見で分からなければとばしても構いません。
②例文を訳します。ますは自分で紙にペンで書くのが大事です。「なんとなく」訳せた感じで過ごしていると、意味があやふやになってしまいます。
③解説をよく読みましょう。解説はなるべく簡潔に書いてあります。第一章の文法解説なども参照してください。
④第一章の学習と同様に音読を続けましょう。
中尾憲吾
入試総合研究所
著者・編者履歴
中尾憲吾
早稲田大学在学中より、勉強の苦手な生徒に対する補習指導から塾講師を始める。進学塾や予備校での講師、家庭教師等の指導歴は20年。
私大・国公立大問わず多くの生徒を希望の進路に送り出している。受験英語専門ゼミRe-write代表。
入試総合研究所
全国の塾・予備校講師が集まり、あらゆる入試問題の研究に取り組む。 その分析を活かし、受験生の「点数を取る能力」や「しなやかな思考力」 を養う参考書を企画し、世に送り出している。
受験生諸君へ
第1章
超重要文法20
第2章
超重要構文100
Chapter 1
Chapter 2
Chapter 3
Chapter 4
Chapter 5
Chapter 6
Chapter 7
Chapter 8
Chapter 9
Chapter 10
Chapter 11