新刊

大学入試 現代文・実践編 別冊付書き込み式学習で偏差値アップ!

本書の使い方・「第一講」の解説QRコ-ド付き

現代文を「普通から得意へ」・「難関大への第一歩」へ  今は偏差値50前後だか、60に伸ばしたい受験生必読!

著者 長島 康二
ジャンル 学参
シリーズ 高校学参・大学受験
出版年月日 2021/09/27
ISBN 9784341132682
判型・ページ数 B5・120ページ
定価 本体1,400円+税

はじめに

 現代文講師の長島です。よろしくお願いいたします。本書は、2020年3月に出版された「大学入試現代文・入門 書き込み式学習で偏差値アップ」という参考書の続編です。前作も今作も、解説中に「本文のココに線を引きましょう」といった指示が出てきます。そういった書き込みをするための別冊を付けておりますので、指示通りに書き込みながら学習していただければ幸いです。

 そもそも、なぜこの形式の参考書を企画したか、その意図を簡単にご説明いたします。入試現代文というものは、つまるところ答え探しゲームです。ほとんどの場合、本文のどこかに答えに当たるところが存在します。選択肢の問題であればそこと合致する選択肢を選べばOKですし、記述であればそこを答えに入れてあげることになります。

 そういった意味では、ダメそうな選択肢を削っていく消去法には限界があると言えるでしょう。どんな内容が答えになるかを掴んでいなければ、適切に選択肢を切ることもままなりません。

 そして、答え探しをする際には、本文に印をつけながら探していくといいと思います。頭の中ですベて処理するのには限界があります。また、答え探しをしていくときは、ある程度視野狭窄的になるべきです。入試現代文で出題される文章は非常に難解です。「この内容を探すんだ」と見つける内容を絞っておかないと、うまく対応できません。視野をうまく絞るためにも、線を引き「この内容を探そう!」と考えていくのが有効です。

 本書では、受験現代文独特の解き方を説明しながら、実際に皆さんの手を使ってもらいつつ学習を進めていきます。それによって、しかるべきところに印をつけられるようになり、答えを探す能力が養われます。その学習効果にご期待いただければ幸いです。

 難易度についてですが、今回は「入門」の続編ということで、前作よりも難易度を上げております。今回は偏差値50前後の方を60前後に引き上げるという目的で問題を選定しております。

 なお、最初の問題(第一講)は標準的なMARCHの問題になります。なかなかの難易度だと思います。そして、第二講は控えめの難易度で、それ以降徐々に難しくなっていくというイメージです。 最初の第一講で求められるレベルを示し、第二講以降でそこに向けてステップアップする形が望ましいと考え、そのようなスタイルにしました。

 ただ、第一講から高難易度だと、しんどくなるのも確かだと思います。そこで、第一講の解説動画を収録しました。表紙にQRコードを載せてあります。第一講の問題を解き終わったら、そのQRコードを読み取り、動画をご覧ください。そのうえで本書の解説をお読みいただければ、しっかりと内容を消化できると思います。それでは、まずは第一講から、頑張っていきましよう。

2021年 9月5日  長島康二

 

<著者プロフィール>

長島康二(ながしまこうじ)

読解ラボ東京代表
学生時代より予備校の教壇に立ち、現在も大学受験予備校・有名私立高校で最上位生から基礎クラスまで担当している。あやふやで、「なぜそれが答えになるのか?」と疑問が残る国語の授業が多い中で、文章の読み方や問題の解き方を体系化することにより、確固たる得点力を養成する授業を展開。ロジカルな思考から繰り出される「本当に納得できる授業」は圧倒的な支持を得ており、毎年定員による締め切り講座が続出している。

♦目次

はじめに

第一講

問題 歌をうたうことは、ほとんどすべての社会で見出される。
解説 問一 漢字の問題なので、記号のみ記します。

第二講

問題 仕事柄、現代の若者たちのコミュニケ—ション問題について…
解説 問一 傍線①「コミュニケ—ション問題の顕在化」の説明を…

第三講

問題 古代の大阪は、固い*洪積層の上に、その歴史を刻んできた。
解説 問一 傍線①「古代的なものの考え」の説明になっていない選択肢を選ぶ問題です。

第四講

問題 ロマン派の時代は、それまで他の社会的領域と融合していた、…
解説 (A) 漢字の問題でした。「匿名」ですね。

第五講

問題 人の移動を論じるということは、…
解説 (A) 漢字の問題なので、答えだけ記します。

第六講

問題 1環境システ厶の専門家であるウオ—力—は、…
解説 問一 漢字の問題ですので、番号のみ書いておきます。

第七講

問題 1現代社会は科学技術に依存した社会である。
解説 問一 漢字の問題ですので、番号のみ書いておきます。

第八講

問題 1翻訳文学とは何であるのか。
解説 問一 翻訳文学の特徴に当てはまらないものを答える問題でした。

【書き込み用別冊】

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