正誤表『大学受験 日本史 形式別演習ドリル』 - 2024.04.03
「小さくても強い会社」の社長になる!
めざせホワイト企業!会社のブランド力の高め方
浜松市とその周辺には“やらまいか精神”があります。失敗を恐れず、何ごとにもチャレンジしてみよう、叩かれ敗れても再び立ち上がればいいではないか、と考えて行動することです。スズキ、ヤマハ、河合楽器といった名の通った企業だけではなく、わたしの顧問先の会社、地元経済を支える信用金庫など“やらまいか精神”を体現したような例は数多くあります。
本書でお伝えする内容は、社会保険労務士・人事コンサル夕ントとしてのわたしの知識や思いが基本になりますが、地元・浜松周辺での長年にわたる実績・見聞が反映されています。“やらまいか精神”が土台になっているわけですが、地域の特殊性にとどまらず、全国どこでも、また業種にかかわらず、「小さくても強い会社」をめざす経営者のみなさまのお役に立つと信じています。(まえがき/より)
著者略歴
村松 貴通(むらまつたかみち)
1977年静岡県浜松市の「植木の街」浜北で植木屋の次男として生まれる。
社会保険労務士法人村松事務所代表社員/(株) 浜松人事コンサルタント取締役。
浜松西高校卒業。中央大学法学部卒業(労働法専攻)。
地元金融機関勤務時代に人の問題で悩む経営者に触れ、「労務管理で社員を成長させる!」を胸に、25歳で社労士事務所を開業し、スーパーカブで飛込営業を年間1万件達成。今でも中小企業の経営者・管理者・従業員の生の現場実態、雰囲気、意見等を多数見聞し続ける現場主義社労士。その中で、「社員の成長なくして会社の発展はありえない」と実感する。村松の考えに共感する経営者から人事賃金制度、社員教育などの依頼が急増し、30歳で(株)浜松人事コンサル夕ント設立。38歳から2年間、実務の傍ら、中央大学大学院戦略経営研究科で研究を続け、40歳でMBA (経営学修士号)取得。
自身も従業員約25名の労務管理とワーク・ライフ・バランスを実践中。4児の父親として公私ともに奮闘中。
01 将来にわたり社員の給与体系をオープンにする
02 社会保険を適正に払っていて、賃金は年功序列が基本
03 経営陣を身内で占めず、女性・年配の社員が多い
04 社員が地域社会との関わりが多い
05 社長が偉ぶらず、本業以外にも勉強熱心
06 地元の信用金庫との信頼関係を築いている
07 他者の営業マンが訪れやすく、自社の営業マンは元気
08 商品だけでなく、気持ち・ブランド力・将来性を大事にする
09 経営資源のなかでは「ヒト」を大事にした戦略を持つ
10 「餅は餅屋」を経営の大原則としている
11 損得だけでお客さんを選ばない
12 ライバルを設定して、短期・中期・長期の目標が明確
13 社長自身を磨き、会社の看板としてふさわしくなる
14 妻子・家族との営みが充実している
15 経営にも差が出てくる社長のプライべートのすごし方
第2章 人事制度こそが業績向上の源だ!
01 評価と賃金の仕組みをつくる
02 コンサルタントに丸投げしない
03 社長の思い・考えを可視化する
04 中途採用社員の賃金制度を整える
05 経営目標と賃金をつなげる計画を立てる
06 賃金水準と賃金のパラつきを知る
07 労働分配率を適正化する仕組みをつくる
08 賃金への不平不満に対応する
09 人事制度の適用は管理者がする
10 管理者の評価は調整ではなく仕組みによってする
11 結果だけではなくプロセスをほめて評価する
12 よい叱り方のためにはマネジメントの研修だけに頼らない
13 人間の評価ではなく特定の業務を評価する
14 成果主義の導入だけで満足しない
15 こんな時代だからこそ終身雇用を再評価する
第3章 労務リスクの発見・チェックでトラブル回避!
01 労務リスクをチェックする
02 労務監査のポイントをおさえておく
03 会社概要・経営理念・経営計画などを確認する
04 組織・人材育成・雇用契約などを確認する
05 賃金・退職給付債務などを確認する
06 就業規則・労働時間管理などを確認する
07 労働保険・社会保険を正しく適用する
08 派遣・業務委託・請負などについて行政指導を受けない
09 労務管理で社員を成長させる
10 職場のセクハラ問題の前提を知る
11 セクハラには使用者責任があることを知る
12 セクハラ問題に対応する仕組みを整備する
13 セクハラ防止のためのチェックを明らかにする
14 パワハラ防止のためのチェックを明らかにする
15 パワハラのない会社・職場づくりをする
16 マイナンバー制度の対策を怠らない
第4章 めざせホワイト企業!会社のブランド力の高め方
01 「ホワイト企業」になって地域社会から信頼を得る
02 社会保険の手続きを法的に適正にする
03 給与計算を法的に適正にする
04 労働時間制度を法的に適正にしている
05 適正な労働時間管理と過重労働対策を推進する
06 労使双方が納得できる賃金制度を確立する
07 社員の評価制度を適切に運用する
08 社員のキャリアプランを明確にする
09 「ダイバーシティ経営」に取り組む
10 「CSR(企業の社会的責任)」に取り組む
第5章 “やらまいか精神” ~浜松いわた信用金庫の挑戦
01 なぜ浜松市周辺地域が注目されるのか
02 信用金庫は「小さな会社」の強い味方
03 浜松いわた信用金庫が地域のためにやっていること
04 “やらまいか精神”と地方創生
村松貴通の現場リポート
1 リンクウィズ株式会
2 コーケン工業株式会社
3 株式会社こころ