医師が発見!尋常性乾癬を治したハイテクミネラル

乾癬に悩んだらハイテクミネラルで免疫/酸化還元系のミスマッチを正せ!

皮膚タ-ンオ-バ-、回復の秘訣は選択的/電子供与とミトコンドリアNEO AGING !!

著者 宇野 克明
ジャンル 実用・趣味
シリーズ 健康・美容
出版年月日 2022/11/01
ISBN 9784341088262
判型・ページ数 4-6・160ページ
定価 本体1,500円+税

まえがき

 それは予期せぬ出来事だった。
 まさか、彼からそうした話を聞かせてもらうとは……正直なところ、自分の用意していた説明のなかにその答えはなかった。

 その彼とは、ステージIVに進行したすい臓がんを患って、私のクリニックを受診した人物だ。今後に向けたできる限りの改善/延命を期待して治療を始めたばかり であった。そんなときに……、
「治ったんでよ、先生。尋常性乾癬が」
 お寺の住職を生業にされているという彼は、ズボンをめくって滑らかになった脚を見せながら笑った。
「がんより先に、こっちが治ったよ(笑)」
 続けて話す彼の隣で、奥様も微笑んでいた。

 そう、もともと私はがん治療が専門の外科医だったのだが、いまは自ら経営する クリニックで難治性となった進行期/末期のがん治療を専門に請け負っている。いきなり尋常性乾癖が良くなったと話しはじめた男性は、私のクリニックに通いつづけて2力月になろうかというがん患者さん。彼はがん治療のことが先にたち、尋常性乾癖のことなどは頭の片隅にもなかったという。そして、ふと気づいたら脚の皮膚に広がっていた乾癬の病変部がすっかり消えていたのに驚いていた。治療をしはじめてほんの1力月程度の出来事だった。
 がんよりも長い付き合いで、がんよりも根治が難しいと思っていた尋常性乾癖。それがまさか治るとは……。「順番が逆だったらなぁ」。そのときご夫婦の表情に表れた笑みは苦笑いだったのかもしれない。
 私が進行期/末期のがんの治療に用いるアイテムの一つに、がん細胞の「プログラム細胞死(アポトーシス)」という反応を促す目的の薬剤がある。これは別名をPEDS (ペッズ:Passive Electron Donators) といい、"電子供与性"という特殊な 性質をもったイオン化ミネラル(ハイテクミネラル)だ。
 英語のパッシブとは"受動的、受け身"にかまえ、自ら積極的には働きかけない態様をいう。つまり、この成分はどちらかというと"消極的"に電子(エレクトロン)を周囲に分け与える(ドネイター)という性質をもっているのである。
 体内で電子を強烈に奪い去ろうとする"強い"酸化物だけに狙いを定め、あえて受け身の態度のまま電子が奪い去られるのを待つ、というふるまいが特徴だ。このあたりが「あげる!あげる!」とばかりに、たいして欲していない通常の酸化物に電子を押しつけようとする既存の抗酸化剤などとは大きく異なる点だ。電子を思 い切り奪い去ろうとする性質をもった凶悪な酸化物質にだけ電子が奪われる、というのがこのイオン化ミネラル剤の特徴なのだ。
 この成分は、がん細胞の内部に備わったミクロのパーツ〃ミトコンドリア"に関する研究からスピンオフしたもの。そして、その特徴的な作用は10数年にわたり行ってきた各種のがん治療経験から確認済みである。それをたまたま彼にも処方していたところ、尋常性乾癖がものの見事に消え失せたのだ。
 ミトコンドリア機能の向上を狙ってがん患者さんに投与したィオン化ミネラル(ハ ィテクミネラル)だけに、いぅなれば尋常性乾癣に対する反応は副次的なもの、全く想定外の成果であった。

 断っておくが、私は尋常性乾癖の治療を専門とする皮膚科医でもなんでもない日々、進行期/末期がんとなって治療予約をされた方々のみを対象に、ひたすらがん治療を提供してきた一医者に過ぎない。それだけは、予め割り引いて考えてほしい。

 

宇野克明 (うの・かつあき)
Katsuaki Uno, M.D., Ph.D.
医師・医学博士(外科・腫瘍免疫学・細胞生物学)

1986年東海大学医学部卒業

【臨床・研究歴】
1986年 東京女子医科大学第二外科
     (一般外科/救命救急センター医療)
1988年 杏林大学第一外科
     (消化器外科/外科免疫班)
1996年医療法人財団コンフォート
     (理事長/免疫研究センター)
2001年 東海大学医学部第二外科
     (消化器外科/外科腫瘍免疫学)
2004年 哈爾浜医科大学(名誉教授/永年)
2004年 東海大学医学部生体構造機能学
     (生理学/細胞生物学)
2014年 医療法人社団東京MITクリニック
     (理事長/院長:現職)
2019年 JAAS日本アンチエイジング外科学会
     (ネオエイジング分科会顧問)

【賞罰】

紺綬褒章受章(2016〜2021年)

まえがき

第1章 尋常性乾癬の真実と寛解への道筋

応用物理学研究者の手みやげ
アトピ—に劇的な効果
尋常性乾癬にも目覚ましい効果
これが乾癬の真実だ
明かされつつある乾癬の原因……「遺伝」と「環境」
乾癖は免疫系疾患の一つである
乾癖の種類を知ろう
5つの治療法(保険適用)で寛解・完治をめざす
副作用のない治療法は?
サイトカインのおさらい
インタ—ロイキン(IL= interleukin)
インタ—フェロン(IFN= Interferon)
腫瘍壊死因子(TNF= turnor necrosis factor)
ケモカイン(chemokine)

第2章 乾癬と対峙する前に酸化と還元を知る

免疫疾患の原因を突き止める
酸化とは、なにが起こる現象なのか?
活性酸素の親玉を、ヒトは除去することができない
乾癬の角化細胞は毛細血管を作る、がん細胞は血管新生
乾癖を治すには「酸化還元のミスマッチを正すしかない」と思えた実験
ミトコンドリアがすべてのカギ
水清ければミトコンドリア棲まず
マイナスイオンという嘘
免疫疾患のもう一つの原因は、アレルギ—

第3章 乾癬と同様に難治の疾患 アトピーも改善していた!

アトピ—に対する抗アレルギ—作用
アトピ—性皮膚炎の治し方
アトピ—性皮膚炎の患者数
アトピ—性皮膚炎の症状
ミスマッチ状態にある酸化還元環境が原因
過剰な栄養(糖分)も危険
アトピー性皮膚炎にも酸化還元のミスマッチ改善を
副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の効果
副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)のリスク
副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)を急に止めてしまうと……
花粉症はアトピ—性皮膚炎と同列のメカニズム
副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の副作用

第4章 イオン化ミネラルの効果(酸化還元環境の改善)と、
その臨床応用

有名人の乾癬告白
電子の世界の微調整は、電子で行う
ヒトの身体は化学合成物質でポリ袋と同じ
小胞体のフォールディング(折り畳み)
永遠に電子を発生させる仕組み
電子を生み出す仕組み
改めて、イオン化ミネラルをぜひ使ってみてもらいたい
乾癬もネオエイジングで

「イオン化ミネラル」素材の製品説明(メ—カー資料より部分抜粋}
イオン化ミネラルの効果と安全性

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