正誤表『大学受験 日本史 形式別演習ドリル』 - 2024.04.03
足もみのバイブル 元祖「官足法」
痛いが効く!もむだけ、押すだけ。足の老廃物を流して健康になる!
本書は2017年に刊行された『老廃物を流すはじめに「官足法」で治る!』(東邦出版)を改題し、再刊行したものです。
私は本書を手にしていただいた皆さんに足の健康法「官足法」について、はじめに知っておいていただきたいことを申し上げます。
あなたがいま若くても、歳を重ねておられても、たとえ病気であっても、健康に生き続けることが大事なことはおわかりいただけると思います。「人生の目的は健康にあり」とまでは言えませんが、健康を損ねたら人生の目的も損ねてしまいかねません。
私が文化創作出版という小さな出版社を立ち上げて5年ほど経った1986年8月に出版した新書判の一冊の小さな本が、35年経った現在、このような展開を見せるとは想像さえしなかったばかりか、出版当時のことを考えると隔世の感がします。
その小さな本が『官足法—足の汚れ<沈殿物>が万病の原因だった』で、増刷に増刷を重ねて現在105刷、月日がかかったとはいえトータルで180万部以上という健康法の本としては異例のロングセラーとなっているのです。
いまでは100円ショップでも全国の土産物屋でも、雑貨屋の健康グッズ売り場でも、どこにでもある「あんま棒」ですが、35年前にはだれひとり、なにに使うものかわかりませんでした。著者の官有謀先生が台湾から300本ほど持って来られて、本と一緒に読者に実費でお分けしたのがそもそもの始まりなのです。
現在はそればかりか、官先生がオリジナルで開発されたグリグリ棒をはじめ、ウォークマッ卜Ⅱや赤棒なども通信販売されていて、手にする人も多いようです。
このように、いまではメジャーになった官足法ですが、自分のオリジナルと言わんばかりの官足法の主旨をそのまま写し盗るようなものや、無理にこじつけたような本が出回っているのが現実です。間違って伝わると「やっぱり足もみは効果がない」と、悪貨が良貨を駆逐するといった不都合なことになってしまいます。この比類なき本物の健康法をいまこそ正道に戻して- 後の世に伝え続けるべく焦りにも似た気持ちで本書を書きました。
もうひとつ申し上げたいことがあります。出版から35年経った今日、世の中の健康法を取り巻く状況も大きく様変わりしてきました。医学、とりわけ検査や手術の進歩、新しい薬の開発などによって、いままで聞いたことのないような副作用によると思われる病気や、ワクチン接種による後遺症など、医療過誤と言ってもいいような状況が現出して、民間の一健康法といえどもそれらと無縁ではない時代になりました。35年前には考えてもみなかった新しい病気や健康法についての知識が必要になってきたのです。
「医は医なきを期す」という言葉があります。西洋医学を修めた医師は、国家が認めた病人を診断し治療する専門家です。次々に病人を治していけば自分の地域からは病人がひとりもいなくなって、ついには医師である自分も要らなくなるのが理想であるという意味です。
ところが現実はどうでしょうか?立派な病院がそこら中にあります。洒落ではないですが 「石を投げればイシ(医師)に当たる」ぐらいだというのに、一向に病気と病人が減らないのはどういうわけなのでしようか?
作家でもあり医師でもある久坂部羊先生は、そのご著書『人間の死に方』のなかで、「老化という不治の病」という表現をしておられます。
それでは「老化という不治の病」とどう対峙して、生きることを全うするか。
それにはゆっくり老化して、平均寿命までは元気で、歩いて風呂もトイレも行けて、自分で食事ができる状態を維持し、男性なら82歳、女性ならちょっと図々しく88歳まで頑張って、それを過ぎたら何時でもお迎えが来る心構えをしておきます。もちろん寿命のある人は90歳、100歳と生きていきます。いざお迎えが来たらジタバタしないで、トイレを済ませ、風呂に入って下着を着替え、ふとんを敷いて、残される家族に「長いあいだお世話になりました。お休みなさい」とゆっくりお別れの挨拶をし、ふとんに入り眠ります。もう起きてはいけません。 これで「永眠」となります。
ゆっくり老化すれば、このぐらいの年齢になると、脳も含めた多臓器が弱ってきます。した がって、たとえガンであっても若い人のような痛みや苦しみは少ないのです。できるだけ医療に頼らず、延命措置などと無縁に生きたいと思っているのは、私だけではないはずです。寿命というのは命を寿ぐことですから、できる限り元気で楽しく生きて、苦しまないで大往生したいものです。
2021年11月吉日 行本昌弘
◉行本昌弘 (ゆきもと・まさひろ)
1944年岡山県真庭市生まれ。青春出版社の編集者として活躍後、文化創作 出版を創業。官有謀氏と出会い、『足の汚れ<沈殿物>が万病の原因だった』 を出版、たちまちベストセラーとなり、足もみブームを巻き起こす。
官氏直伝のもみワザで10万人の足と対峙してきた官足法のレジェンド。
はじめに
第1章 足もみ療法の元祖 「官足法」
足もみブ—ムの仕掛け人
足もみの歴史
官足法と若石健康法
対症療法と根治療法
官足法の効果がすごいわけ
足をもむときはここに注意!
好転反応
強くもむほど効果が出る
臓器と陰陽五行
第2章 自分の足を見てみよう
足にも脈がある!
ふくらはぎは第二の心臓
指先の変化に注意!
くるぶしは90度以上曲がりますか?
骨格の歪みは頸椎が原因
外反母趾・内反小趾にょる痛みの緩和
土踏まずをしっかり作る
第3章 実践!官足法
必ず左足からもむ
グリグリ棒の使い方
足裏
足内側
足外側
甲部
ふくらはぎから上もしっかりもむ
ウオ—クマットⅡ
赤棒
足もみロ-ラ-
他人の足をもむ
第4章 緊急時にはココをもめ!
風邪・インフルエンザ
呼吸困難
しゃっくり
食中毒
蕁麻疹
喘息
帯状疱疹
寝違え
捻挫・骨折
暴飲飲食
ムチ打ち
メニエ-ル病
第5章 慢性疾患・難病にも効果抜群
足腰の衰え
胃腸病
魚の目・タコ
うつ病
肩こり
花粉症
ガン
肝臓病
眼病
記録力・視力・聴力の衰え
ギラン・バレ-症候群
結石
高血圧
座骨神経痛
痔
シミ・シワ
シェ-グレン症候群
自律神経失調症
心臓病
背骨が原因の諸症状
全身性エリテマト-デス
頭痛・めまい
糖尿病
肺疾患
冷え性
肥満
頻尿
婦人病
不妊症・元気な子どもの育て方
不眠症
便秘
ベ-チェット病
水虫
耳鳴り
むくみ・身体がだるい
老人性痴呆症
リウマチ
腰痛
第6章 官足法Q&A