日本一心を揺るがす新聞の社説4

「感謝」「美徳」「志」を届ける41の物語

『いい話』は日本の未来を変える! シリ-ズ12万部突破!メディアでも続々紹介

著者 水谷 もりひと
ジャンル 教養
シリーズ エッセイ・ライトエッセイ
出版年月日 2018/11/30
ISBN 9784341087180
判型・ページ数 4-6・196ページ
定価 本体1,250円+税
一般社団法人「論理研究所」の創立者・故丸山敏雄氏の人物像をまとめた『丸山敏雄伝』という本がある。(中略)その本の中にこんなことが書かれていて、思わず背筋が伸びた。「丸山敏雄が生涯を通して取り組んだことがある」というのである。それは何かというと、「後始末」なのだそうだ。

 一日の「後始末」は日記をつけることにあるという。丸山氏は人生を終えるその日まで日記をつけていたそうだ。一般的に、出張から帰ったら報告書を書くのは当然だが、プライベ-トな旅行でも記録をつけて「後始末」をする。

 靴を脱いだら揃える。あるいは靴箱にしまう。席を立ったら椅子を入れる。使った傘は滴を落として所定の場所に置く。タオルを使った後は端をピンと引っ張って整える。ホテルを出るときには入室したときのように寝具を美しく整え、洗面所の水滴を拭き取る。本を読んだら読みっ放しにせず記録をつける。映画を観たら観っ放しにしないで記録を残しておく。飛行機を降りる時はシ-トベルトを元の状態にする等々。

 「後始末は意識しないとできない。しかしやっていくとだんだん楽しくなっていく」という。
 たかが後始末。されど後始末。奥が深い。
 
 日常のすべてを、楽しく修行できる「道場」にしてみようか。
                                                                                              (日常のすべてを楽しい「道場にする/より)

【著者】
水谷もりひと(水谷謹人) 
みやざき中央新聞編集長
1959年生まれ。明治学院大学卒。学生時代に東京都内の大学生と「国際文化新聞」を創刊、初代編集長となる。平成元年にUタ-ンし、宮崎中央新聞社に入社。平成4年に経営者から譲り受け、「みやざき中央新聞」編集長となる。20年以上、同紙の社説を書き続け、現在も魂の編集長として、心を揺さぶる社説を発信中。男の家事・育児の推進、DV防止の啓発活動などで2004年宮崎県男女共同参画推進功労賞受賞。宮崎市男女共同参画審議会委員、宮崎家庭裁判所参与、宮崎学園短期大学非常勤講師などを歴任。俳優・声優プロダクション「サラみやざき」に所属しTVCMにも出演。

著書にシリ-ズ12万部のベストセラ-「日本一心を揺るがす新聞の社説第1集・2集・3集・DVD付ベストセレクション」をはじめ、「いま伝えたい!子どもの心を揺るがす“すごい人”たち」「仕事に“磨き”をかける教科書!」(全てごま書房新社)ほか、累計8冊の著書執筆。
序 章
  「愛する」という言葉以上の愛情表現

第一章 心に深くいのちの種を

聞かせてください、あなたの人生を
我々は生まれ変われる変態である
「無茶ぶり」されるのは嫌だけど
「産んでくれてありがとう」を伝えよう
痒いところに手が届いた安堵感
ここだけの話、「朝には何かある」
なぜ落語を聞きたくなるのだろう
日常のすべてを楽しい「道場」にする
新年度にこそ1年のスト-リ-を
努力している若者の清さに触れて
失敗や挫折を味わうことの意味
愚痴をネタにできる「楽しい派」
「はじめに」と「おわりに」をお酒にも

第二章 苦難を越えて、明日のために

問題を「問題」にしていくために
無言で平和を訴えてくる美術館
若者の未来と南阿蘇村を繋ぎたい
学校があったことを誇りに思う
かつひろくん、あんどうせんせいだよ
何となく前を向いている感じがする
あのとき、きっと先生が守ってくれた
「生かされた」と意識して生きてみる
戦前の日本を懐かしむ「懐日家」
激しい思いはいつか温かい言葉に
人生の流れに身を任せるのは如何?
どこかで誰かが見ていてくれる
地球に住まわせていただいている
  
第三章 悠久の歴史ロマンとともに
優しさだけでは幸せに育たない
美しい日本語に魅了されましょう
日本中で「お誕生日おめでとう」を
日本の未来を変える読書再生計画
そもそも勉強は面白くて楽しいもの
すべて家庭科に繋がっている
祝日に悠久の歴史ロマンを感じて
授かりものではなく預かりもの
言葉は人間の魂そのものである
「答え」より「考えること」が面白い
もっと朝日を、もっとセロトニンを
悠久の歴史の流れの中にいる自分を感じよう
人生もドラマも粋な言葉に出合おう

終 章
  絶対に動かない支点を持とう!

  
  

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