大丈夫、策はある コロナ禍時代の新ビジネス・アイデア55

儲ける脳トレシリ-ズ コロナ禍対応編

コロナ禍ピンチをビジネスチャンスに変える! あの手この手を毎日毎日考えて、打てる手を全て打つ

著者 小島 章裕
ジャンル ビジネス
シリーズ 仕事術
出版年月日 2020/09/25
ISBN 9784341087661
判型・ページ数 4-6・260ページ
定価 本体1,300円+税

策は、必ずある。
—番の不安は策がないこと。

お金がないことも、お客が来ないことも不安だが、次の一手がないことが一番不安だ。
だから、業界によっては知らないドシロウトの著者だが、炎上覚悟で、コロナ禍中に閃いたアイデアを書き出してみた。特異体質なのか、昨日も今日も明日もアイデアが出てくるため、著作権なんて要らない。

アイデアなんてどこにでもあるし、いくらでも思いつく。とにかく、最前線で商売をしている人たちが生き抜いてほしい。

打てる手はすべて打つ。

そのために本書を活用していただければとても嬉しい。本題のアイデアだけでなく、小ネタもふんだんに盛り込んだ。メモ用紙を片手に閃いたアイデアを取りこぼさず、最後まで読んでほしい。自らが閃いたアイデアほど、実現しやすくなる。

小島章裕

 

著者略歴

小島章裕 (こじまあきひろ)

社会人1年目から通販会社の苦情係として1日200件以上の苦情対応を経験。その後転職し、広告会社に入社、企画部へ。ひたすら企画書を作成し、プレゼン(コンペ)、新規顧客の獲得の日々を3年続ける。
この時、「企画費」は値引き対象になることに疑問を抱き、「企画専業」会社で起業する。創業(2001年) から一貫して「企画で飯を食う」「手数料・マージン商売はしない」「自社にしかできない仕事しか受けない」をポリシーに新しい価値を生み出す企業として現在に至る。新サービス・新規事業を企画立案し、立ち上げ、販促(集客)、収益を得意とする。1日1企画のメルマガ「企画生ノート」を平日日刊で15年以上書き続け、現在3500号を突破。30業種以上の企業と新規事業、新商品開発、販売促進などの企画立案に携わり、自らも新規事業を立ち上げ、成功も失敗も繰り返した経験を持つ。大手人材育成企業から外資系食品メーカー、大手製薬会社など上場企業をはじめ中小企業、経済団体、大学など研修・セミナー回数も500回を超え、満足度の高い研修には定評がある。
著書に台湾・韓国で翻訳出版された『儲けのヒントはこの本から盗みなさい!』(中経出版)の他、経済誌や経済新聞にも連載。

まえがき

第1章 大丈夫、必ず策はある!
ウィズコロナ時代の「乗り切るビジネス・アイデア」

全国津々浦々に「発熱外来」 身近にあると危機意識が高まる
ロッカーNOW イートインが使えない期間、臨時で「これあったらいいな」
ペーパーランチョンマット・タワー 気にする人もいるし、店員さんの除菌の手間も軽減する
「ご一緒に」キャンペーン お宿編 「同じお部屋がもう一部屋ご用意できます」
車中料亭 食材を使って生産者も守る
「その空席、私が買います」 商売人は空席でも稼ぐ方法を考える
漬け樽の和 「美味しい!」から支援も続く
ビニールカーテン大作戦 標準にしたら、こんなに面白い!
「夜のホコ天」解放区 賑わいが人を集め、街を元気にする
リモートワークをしながらモニター支援 非接触「接客」の満足度調査をやります

第2章 少しの工夫で効果抜群!
ウィズコロナ時代の「改良ビジネス・アイデア」

清潔感も「見える化」 念には念が必要な時代
「ちょい呑み客」への先手接客 ビール一杯の追加だけでも客単価は大きく変わる
エンジョイ・キャッシュレス・ライフ  一度体験したら、この便利さからは逃れられない
瞬速三分飯セット 「消費行動」の視点から売り場をつくる
「EX・SHOP」マーク 買った瞬間が最も使いたい瞬間
個性を楽しむ「デコスリッパ」 衛生管理はユニークに
見に行くだけでも楽しい「アパレルショップ」 試着室がいらないお店
廃校は資源だ 「危機管理室」を設置、税金に頼らない運営を目指す
おすすめ上手パッケージ 娘はお店の〝代理人〟?
調味料は小袋の時代? 衛生的でムダなく、ヘルシーの三拍子
「治りました」葉書 感謝の気持ち窓口

第3章 いいとこ取りで収益源を増やせ!
ウィズコロナ時代の「兼業ビジネス・アイデア」

ウォッシャーマン 「ふっかふかで、清潔な布団で寝たい!」そんな願いが誰でも叶うサービス
ショーウィンドウは「ライブコマース劇場」 発信力を強化せよ!
代車でGO! ツーキニストの心強い味方
ランニング・パーク 低コストで来園頻度を高める〝アトラクション〟
トスバッティング・センター ゴルフ練習場の生き残り策
MYルーム・デリ 晩酌の肴で選ばれるホテル
一〇円でできる「超集客」おしぼり編 ちょい寄りサービスで夏場は鷲掴み?
ボトル・フラワー ペットボトルの中で咲く花たち
ノーアドレス通販 「待ち遠しい」もサービスの一つ
「お買い物セーフティネット」は地域のスーパー 配達人は帰宅途中の店員
一店一車「移動販売車」 動く店舗を持つ時代へ
文通便 優しい安否確認
トランスフォーメーション・バス「病院バス」 緊急時は「病院バス」が急行する 
試食権付きギフト券 有料なら気兼ねなく試食できる!

第4章 あるものを活かして、ないものを創れ!
ウィズコロナ時代の「発展ビジネス・アイデア」

DIYホームポスト つくって、使って、お得に買う!
週末のブランチ弁当 配達網はラストワンマイルの本命が担う
ショップスタッフ・ショップ 「あなたから買いたい」がリアル店舗の理想
オンライン授業研究部 生徒の、生徒による、生徒のためのオンラン授業
売り場の華「華麗なる逸品」シリーズ その一品(逸品)だけで食卓が華やかになる!
コンビニの自販機活用 新しい消費行動を生もう!
交通系ギフト券 コロナ収束後は両親(祖父母)に会いに行こう!
孝行便 お買い物ポイントが送料に使える 
マルチ・スーパーライブ・シート エンタメ業界は「観客+配信」でV字回復
席決め係「AI」 機械が決めた方が良い時もある
焼きたてデリバリー 食のリアルタイムサービス

第5章 起死回生、今こそ、攻めの一手!
ウィズコロナ時代の「新規ビジネス・アイデア」

ドライブスルーデリッシュ 非接触で成立するビジネス !?
食品ベストパック工房 飲食店街に一つ欲しい工房
まちの文藝場 「お金」の後は「文化」で貢献
QR基金 デジタル市民が日本の歴史的遺産を守る
ドクター・コンドミニアム 医療従事者の方へ「離島へお越しください」
ホームメディカル・シェルター 緊急事態!家庭内感染を防止せよ!
エアーシャワー・コート 玄関に常備して住居侵入を防ぐ!
即日完売「小腹亭」 三つの大義がある新規ビジネス
産地巡礼便 オフィスでの「お裾分け」が狙い目

あとがき

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